毎月の手取り額を減らして退職金でもらうとどうなる?シミュレーション

お金の話

毎月の手取り額を減らして退職金でもらうとどうなる?
シミュレーションをしてみました。

①前提条件です。
現在45歳
役員就任は35歳
退職は70歳を予定
現在毎月60万円の給与
それを毎月50万円に減額
浮いた10万円を退職金として70歳まで積み立てる
下の画像の左側

何も変更しなかった場合上の画像の右上
60万円×12ヵ月×25年=給与収入総額1億8000万円
所得税・住民税、社会保険料の総額が44,922,400円
手取り総額は1億3507万7600円
対収入割合75%

変更後
50万円×12ヵ月×25年=給与収入総額1億5000万円
所得税・住民税、社会保険料の総額が35,167,500円
退職金積立総額10万円×12ヶ月×25年=3000万円
退職所得の所得税・住民税=1,312,100円
手取り総額は1億4352万400円
対収入割合80%

変更前と後の差額は844万2800円

➁前提条件です。
現在45歳
役員就任は35歳
退職は70歳を予定
現在毎月80万円の給与
それを毎月60万円に減額
浮いた20万円を退職金として70歳まで積み立てる
下の画像の左側

何も変更しなかった場合上の画像の右上
80万円×12ヵ月×25年=給与収入総額2億4000万円
所得税・住民税、社会保険料の総額が65,191,400円
手取り総額は1億7480万8600円
対収入割合73%

変更後
60万円×12ヵ月×25年=給与収入総額1億8000万円
所得税・住民税、社会保険料の総額が44,922,400円
退職金積立総額20万円×12ヶ月×25年=6000万円
退職所得の所得税・住民税=7,694,500円
手取り総額は1億8738万3100円
対収入割合78%

変更前と後の差額は1257万4500円

➂前提条件です。
現在45歳
役員就任は35歳
退職は70歳を予定
現在毎月150万円の給与
それを毎月120万円に減額
浮いた30万円を退職金として70歳まで積み立てる
下の画像の左側

何も変更しなかった場合上の画像の右上
150万円×12ヵ月×25年=給与収入総額4億5000万円
所得税・住民税、社会保険料の総額が1億5425万5400円
手取り総額は2億9574万4600円
対収入割合66%

変更後
120万円×12ヵ月×25年=給与収入総額3億6000万円
所得税・住民税、社会保険料の総額が1億1315万9700円
退職金積立総額30万円×12ヶ月×25年=9000万円
退職所得の所得税・住民税=1532万500円
手取り総額は3億2151万9800円
対収入割合71%

変更前と後の差額は2577万5200円

どうでしょうか?
もし減額した金額で生活していけるのであればOKではないでしょうか?
どの年収帯でも退職金の優遇を使えば手取りは増えます。
なぜなら
①退職所得控除がある
➁1/2課税
➂分離課税
➃社会保険料が掛からない
からです。

↓退職金を効果的に、かつ効果的に貯める方法って?↓

退職金を効率的に、かつ効果的に貯める方法って?
昨日までに手取り額を増やすために退職金でもらうと ①退職所得控除がある➁1/2課税である➂分離課税である➃社会保険料が掛からない ので退職金で多くもらうと手取りが増える話を書かせてもらいました。 実際のシミュレーションをしても手取...

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