甲府に行ってきました、楽しみは「やまなしグリーン・ゾーン認証施設」のリアルを見てみること

出張で山梨県の甲府市に行ってきました。夜の楽しみはいつもなら甲府の美味しいものを食べること、しかしTVでコロナ禍に山梨県が行っている「やまなしグリーン・ゾーン認証」なるものがとっても良いとのことで現場を見てみました。

「やまなしグリーン・ゾーン認証」とはHPによると

「山梨全体で安心・信頼を提供」することをテーマとして、感染症に強い事業環境づくりを強力に後押しし、利用者の安心・信頼を獲得するための認証制度です。

とのことです。

全国の多くの自治体で、行政から配られた「感染症対策してます」的なステッカーを店頭に張り、アルコール除菌、体温チェックをしたりしていると思います。ただお客さんが少ないとソーシャルディスタンスを取れますが、混んでくるとソーシャルディスタンスを取ることはできません。マスク会食もしませんし、アクリル板を置いているところもまちまちです。

しかし山梨は実際にこれらをしっかりとやっているし、行政側のチェックもやるし、お客さんからのチェックもQRコードからするとのことです。つまりコロナ禍での理想像を行政、施設、お客の三者でしっかりとやっていくシステムだそうです。TVではお客さんが気になることをQRコードから意見を行政にあげたりしていました。

飲み食いの好きな自分としては、山梨県の取組がしっかりと機能しているとコロナ感染のリスクが減りありがたいこと、是非とも現場を見てみたかったのです。

メインストリートを歩いてみると人はビックリするくらい少なかったです。店を見るとTVで見た「やまなしグリーン・ゾーン認証」ステッカーを張った店が多くあります。店を覗いてみるとアルコール除菌器具、体温チェック器具があったり、自分が住む街よりはアクリル板を置く店も多いです。

店頭にはやまなしグリーンゾーン認証施設のステッカーが(今回上下のお店には行っていません)

QRコードを読み取ると店の感染症対策への取組を見ることができます。

その項目はとても多く

1:来店者への感染予防

①入店・注文・支払い:入口での消毒、順番待ち等の退陣距離、レジ等の遮断(アクリル板)、支払、利用者の発熱時、注意喚起、エレベーター、送迎車、

②食事・店内利用:グループ間の対人距離、グループ内の対人距離、密集防止、大皿料理への対応、ビュッフェスタイルへの対応、卓上の共用物、注意喚起、個室での対応

その他:喫煙スペース

2:従業員の感染予防:マスクの着用、体調確認、就業制限、定期的な手指消毒、接客対応、休憩スペース、ユニフォーム

3:施設・設備の衛生管理の徹底:ビル管理法、喚起詳細、ハンドドライヤー等、定期的な清掃消毒、更なる感染症対策、ごみの回収、ごみの処理

4:チェックリストの作成・公表:チェックリストの作成、チェックリストの公表

5:感染者発生時に備えた対処方針:従業員の感染時の対応、従業員の研修、感染リスクの早期把握

等と多くの項目について店舗側の取組状況を見ることができます。これは利用する側からすると嬉しいかもしれません。

実際に行ってみて、理想にはまだまだ遠いとも正直感じました。上記にマーカーした項目は期待した項目ですが、特別な対応を感じませんでした。それも仕方なく、コロナの影響でお客さんが普段から少ないとアルバイトなどの数を少なくし、たまたまお客さんが多く入ると、スタッフがそこまで気が回らないとか、少しでも多くのお客さんに入って欲しいとか思う気持ちが出てお客さん同士の距離が保てない等なるのは普通です。お客さん側も始めこそマスクをしていますが、都度都度マスクを着けたり外したりするのはお酒が入るとしなくなります、これも当たり前のことに思えます。また一緒にいる人でコロナに対する考え方も違います。

ただ行政主導で形式的にステッカーを配って終わり程度の自治体よりは良いような気もしました。これは店の意識を高めることにも繋がりますし、お客側の意見も店に伝えやすい環境ではあります。むしろ問題はお客同士の意識の違いやコロナに対する考え方の違いなのかな~などと感じました。仕事関係や個人的な関係や家族などいろいろあるかと思いますが、ここの問題は個人的にはずっと悩ましいことです。

やまなしグリーンゾーン認証

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